弊社がある伊勢では毎年10月、神宮のお祭り「神嘗祭」(かんなめさい)が行われます。
神嘗祭とは、神様に新穀を奉げ、五穀の豊穣、国民の平安などをお祈りする大祭で、神宮で執り行われるお祭りのうち、最も重要な祭儀です。
そして、神嘗祭をお祝いし、感謝の気持ちとともにその年に穫れた新穀(初穂)を奉納させていただく行事が「初穂曳」(はつほびき)です。
弊社は、毎年10月15日に陸曳(おかびき)にて初穂を奉曳し、外宮へ奉納させていただいておりますが、今年は地元大湊町の大湊奉献団の一員として、10月16日(火)に初穂船で五十鈴川を遡る川曳(かわびき)にて、初穂を内宮へ奉納させていただきました。
今回は平成最後の神嘗祭となり、弊社社長が大湊奉献団の団長を務めさせていただきました。
前日の降雨で川の増水が心配されましたが、当日は曇り空ではありましたが水量も多くなく、川曳は無事行われました。
全身びしょ濡れになって大変でしたが、賑やかで楽しく充実した一日となりました。
川曳スタート 木遣り唄が初穂曳を盛り上げます
「エンヤ」の掛け声で勇ましく初穂船を曳きます
二本の綱で初穂船を曳き、時よりぶつかり合うことで楽しさ倍増
水飛沫が上がり、全身びしょ濡れに
烏帽子岩を過ぎ、宇治橋はもうすぐです
宇治橋下にて、「エンヤ曳き」で駆け上がって曳込みます
内宮 五丈殿へ向かいます
五丈殿にて奉納式
御正殿にて奉納・参拝