木造建築向け 3DCAD/CAMソフトウェア

建築用CAD/スイス・CADWORK社

スイスに拠点を置くcadwork社は、1980年代より30年以上にわたり木造建築向け設計ソフトウェアを開発し業界をリードしてきました。今日では、cadworkは4,000を超えるカスタマーのもと、8,000以上のライセンスが使用されています。
木造全般をカバーするcadworkは、CLT/大断面を含む個別構造ならびに鉄筋やコンクリートなどとの混構造にも容易に対応することができます。
また欧州プレカットの標準プロトコルBTLを実装し、対応する加工機に対して広くデータを転送することができます。

CADWORK社公式ホームページ

一貫性

プロジェクトを計画設計から加工/建て方まで、cadworkにより一貫したプロセスの中で完結させることができます。作成されたデータはすべてのスタッフに共有され、同一データに基づいて作業に当たることができます。このことは工程間で発生する再入力の手間を削減するのみでなく、データの受渡し時に潜在的に発生し得る情報の欠落や変質を未然に防止することに繋がります。

柔軟さ

木造建築の世界は、個性的でデザイン性の溢れたものへと変化を遂げています。木材を建築部材として使用することは、以前にも増して魅力的で競争力のあるものとなっています。
cadworkは高い自由度で、変化するデザインに柔軟に対応することができます。

スピード・使いやすさ

見た目の分かり易さ、操作インストラクションはデータ作成に要する時間を短縮します。また個々に最適となるようにカスタマイズ性を備えます。

・自動化およびユーザーカスタマイズ性
・補助線によるアシスト、3Dモデリングをサポートする2D平面モード
・ユーザー定義可能なカット、ストレッチ、コピー、ミラーなどの三次元編集

フリーデザイン

cadworkフリーデザイン

フリーデザインを基調としたcadwork3Dは、cadworkソフトウェア群の核となるものです。
建築物の3Dモデル作成/情報入力を行い、作図モジュール、リストモジュール、加工出力モジュールなどで必要なアウトプットに変換します。
直感的でありながら、厳密な三次元設計を実現し、あらゆるデザイナー、建築家、技術者の目的に合わせて簡単でシンプルなツールを提供します。cadwork3Dによって木造全般に対応できるツールを手にすることができ、スピード、柔軟性、品質のすべてが強く求められる現代においてアドバンテージとなり得るでしょう。

cadworkフリーデザイン

自由な輪郭、曲面で意匠性に優れた案件の部材を完全な立体データとすることができます。

cadworkフリーデザイン

木材以外の部材(基礎コンクリート、鉄骨、制作金物)などを分け隔てなくデザインすることができます。

cadworkフリーデザイン

3D設計した部材はそれぞれ属性情報を持ち、BIMモデリングと同様の構成となっています。
古い建築物の復元時に元建築情報のデータベースとしての利用事例があります。

工法の限定がなく、自由に設計

工法を特定せず、デザインを忠実に再現します。

CLTにも対応

建築部材として注目を集めているCLTの実施設計にも容易に対応することができます。

鉄骨やコンクリートとの混構造設計も可能

建物全体ではなく、担当する木質部分のみ設計する使い方もあります。梁の一本、パネルの一枚から利用することができます。

3Dモデル作成

必要な形状を「柱」「板」などといった基本形から形状を作成することから始まります。部位の名前、材料、その他必要な情報を追加し、データとして仕上げていきます。
工法や部位がプリセットに無いから対応できない、ということはありません。

cadwork 3Dモデル

3D設計のメリット

平面作図と異なり、3D設計は立体そのものをPC上で作成する作業となります。

勝ち負けの処理
勝ち負けの処理
干渉検出
干渉検出
直角でない構造の設計
直角でない構造の設計

2D図面の出力

伏図や立面図などの平面図面は、3Dモデルからの断面切り出しによって作成されます。
一つの立体モデルからすべての平面図を作成する手法は、個々に製図する手間を省き、図面間の不整合を防止します。
また部材の三面図などは個別に自動出力することができ、製造時の省力化に繋がります。

属性情報/リスト出力

cadworkリスト図面

リスト|単品図面

リストの出力と最適化
cadwork3Dの立体モデルは、それぞれ属性データを入力し、保持することができます。
作図によって得られた寸法情報は、そのまま立米計算などに使用することができ、単価を入力しておけば速やかな見積作成などに利用することもできます。
その他、樹種や部材位置などの情報を与えることができ、部材リストなどを簡単に集計・出力することができます。
またIFCファイルの属性情報を引き継ぐことができ、BIMとの親和性が高くなっています。

BTL形式の加工データ出力

意匠性に優れた設計ソフトウェアでありながら、同時に加工出力を併せ持つ点がcadworkの大きな特徴となっています。このことが自由形状からなる建築物の具現化、ならびに設計から製造までのデータ処理に一貫性を与え、作業の効率化とコスト削減に寄与しています。

加工出力 CAD-CAM-CNC

BTLに対応したCAD-CAMに広く対応することができます。またHundegger加工機への出力にも対応しています。

cadwork対応CAD対応CAM

他アプリケーションとのファイル連携

各種フォーマットの入出力に対応しています。 異なるアプリケーション間のデータ交換を促進し、業種、業態を超えたコラボレーションを実現します。

■入力形式
DXF/DWG (Autocad, Jwwなど平面製図全般)
IFC (OpenBIM形式)
ACIS/STEP/IGES/CATIA
(産業向けまたは共通3D CAD形式)
Rhinoceros (3次元モデリング)
Sketchup形式

■出力形式
DXF/DWG (AutoCAD, Jwwなど平面製図全般)
IFC (ArchCAD, REVITなどからのOpenBIM出力)
ACIS/STEP/IGES (共通3D CAD形式)
WwbGL/VRML/FBX/OBJ (3D CG形式)
STL (3Dプリンターなど)
Rhinoceros (3次元モデリング)
ARTLANTIS (建築レンダリング)

■動作環境
※64bit環境のみ対応しています
Microsoft® Windows 8.1, 10 (64bit版)
CPU: Intel® i5 または i7プロセッサー
メモリ:16GB以上 (32GB推奨)
ドライブ:SSD推奨
グラフィックス:NVIDEA GeforceまたはQuadroシリーズ

CADWORK|他アプリケーションとのファイル連携

cadworkはBIMにも対応

cadworkはIFC形式の入出力に対応しています。IFCの3Dモデルを加工転送するなど、BIMを核としたプロジェクトへの参画を実現します。

CLTとは?
CLTとはCross Laminated Timberの略称で1990年代にヨーロッパを中心として発展。ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。建築の構造材にも使用されています。
CLT加工機械の種類
株式会社鈴工は、CLT製造に関わる全行程の機械設備を世界中から最新鋭の機械設備を集め、日本の市場に合わせたご提案をいたします。
CLTを使用した日本初の住宅
CLTを使用した日本初の住宅「伊勢の家」。外観は焼杉の黒と木のテクスチャとのコントラストがとても美しく内装はCLTパネルをふんだんに使用した木の温もりが感じられる住宅です。