3Dモデルで情報共有

9月となり朝晩若干過ごしやすい気候になってきましたが、
まだまだ暑さの続く折、皆様にはご自愛いただければと思います。

cadwork担当にもブログ当番が回ってきましたので
当然のように(?) CADの話とさせていただきたいと思います。

最近巷で、「三次元CGを使って認識合わせ」という話をちらほら見かけます。
製造物の形状を伝えるにあたり平面図や言葉では表現の限界があるけれど、 三次元のモデルを見せたことで良好なコミュニケーションが図られたというものです。

立体を伝えるには、「形状そのもの」 を見せることに勝るものはありません。
ところが三次元モデルは表示させるだけでもアプリケーションのインストールが 必要であったり、「まずは表示環境を整えることから」となってしまい、この時点でちょっとやる気が削がれたり・・・ということもあります。

cadworkでは、webGL技術を用い「webブラウザさえあれば立体モデルが
見られる」環境を提供しています。

見せる側は、webGLを選んで保存する「だけ」です。

見る側は特に何もせず受け取ったファイルをダブルクリックする「だけ」です。

Chrome上で立体モデルも回転拡大自由自在

Firefoxでも

最近ではEdgeもwebGLに対応しました。

実際にcadworkをお使いのお客様では、関連各所やお客様への説明のために便利に活用頂いていると伺っております。

どちらの業界でも 解析やNC加工という直接の目的がある場合、三次元CADが必須となるのですが、 そうでない場合、なかなか三次元化が進まないという話も一方で目にします。

“平面図と言葉で中々伝わらなかったことが、3Dモデルを見せたら「ああ~」ってなった”

このような体験が普及の一助になればと3D関係者としては思う次第です。

(つづく)